第二次テレクラブームの到来か?若い女達がテレクラに注目する幾つかの理由
ここ最近のテレクラが再度盛り上がりを見せているらしい。これについては私自身も、たまにだがリンリンハウスには顔を出す度に、同様の状況に違和感を感じていた。
少なくとも2014年よりは確実に女達からのコールは増えたし、そもそも割り切りばかりだったコールの質も明らかに変化が出てきた。
簡単に言えば、未成年者を除く
10代から20代の若い素人女
からのコールが増えているのだ。
信じられるだろうか?ここ数年のテレクラと言えば、テレクラブームの時にどっぷりとテレクラ通いしていた常連女(熟女)からの割り切り目的のコールばかりが中心だったのに・・・
最近は女子大生やフリーターからOL達のコールが目立つ。しかも、彼女たちの目的は単なる暇つぶし目的だから驚きだ。
この変化の原因はなんなのだろうか?
私は考えてみた。
そして、細かい幾つかの原因を突き止めた。
1つ目は龍が如くゼロの影響だ
この龍が如くはPS4で発売されて爆発的なヒットとなった作品だ。今回は1980年代のバブルの歌舞伎町が舞台。レトロ感漂う歌舞伎町の街並みが高度なPS4のグラフィックで表現されている。
その中に登場するミニゲームの中に何とテレクラが入っているのだ。明らかにリンリンハウスを意識している店舗デザインの「テルテルぼうや」やと言うバーチャルなテレクラ。見事にテレクラがミニゲームとして再現されており、内容も充実していた。
この龍が如くだが、実はプレイするユーザー層にはかなり女性が多いのをご存知だろうか?何故なら、主人公である桐生一馬という男が非常にイケメンであるからだ。
この龍が如くのテレクラゲームで確実に
テレクラの存在を知った20代30代の女性は多い
だろう。
そして、このミニゲームを楽しんだ女性の中にはリアルのテレクラにも興味が出て興味本位でコールしてくる流れがあっても何ら不思議な話では無いと私は感じている。
次に、ニコニコ生放送の影響である
実はこのニコニコ生放送ではテレクラを利用する様子をリアルタイム動画による生放送で実況するのがかなりのブームとなっている。
「生主」と呼ばれる放送者の中に横山緑
という男がいる。
覆面で素顔を隠しているのが特徴的。この男はニコニコ生放送内では絶大な人気を持っており、様々なイベントなどにゲストや司会として呼ばれる程のカリスマとなっている。
この横山緑こそが、テレクラリンリンハウスなどにアポ無しで乗り込み、テレクラでの出会いの一連の流れをネタとして若いユーザー層の男女にリアルタイムで垂れ流しているのである。
横山緑の影響力はかなり強力だ。彼が生放送を開始すれば一気に人が集まり数万人規模の視聴者が飛びついて来る。恐らく、吉本などの売れない芸人なんかより数倍は影響力があるだろう。
こんなカリスマ力を持つネット界のドンがテレクラを若い女性達に認知させるのだから、相対的にテレクラ利用者が増えるのはある意味で必然とも言えるだろう。
国内大手出会い系ハッピーメールの逮捕
もう一つ非常に最近になって影響して来た理由もある。それは、大手出会い系サイトとして有名だったハッピメールを運営する会社社長が逮捕された事である、これに関しては既にご存知の方も多いと思うが、確実に既存の出会い系サイト利用者離れわ起こしたと言える。
その結果、消去法的に男と手軽に出会う事のできるテレクラが選ばれたという訳だ。この影響力はむしろこれから顕著に表れてくるのかもしれない。
LINEの影響によるツーショットダイヤルの人気化
そして、最後になるが私達が日常的に利用しているツーショットダイヤル番組の人気化が挙げられる。今や、ツーショットダイヤル番組は出会い系を凌ぐ勢いでユーザー数を増やしており、その人気化の原因となったのは間違いなく
LINEアプリの日常的な連絡手段
としての定着である。
LINEは従来の主流であったメール交換自体を過去のものとした。この影響力は極めて大きい。メールを使わなくなった人々はメール交換が主流の出会い系サイトからも人々を流出させたのだ。
更に、LINEには無料音声通話が何時間でも無料で楽しめる無料IP電話機能が備わっている。利用者もかなり多く、結果的にメール交換の出会い系サイトから電話でのやり取りでコミュニケーションを楽しめるツーショットダイヤル番組に人々が移動してきたのだ。
そして、ツーショットダイヤルが流行ればその元祖でもある店舗型のテレクラにも人々が再注目し始める。特に東京と大阪にチェーン展開するリンリンハウスはかなりの利用者を伸ばしているようだ。
上記のような様々な理由からテレクラはある種の
ブームの再熱
がメラメラと起こっているのだと私は感じている。
2015年12月現在ではまだ社会現象となるまでの人気化とはなっていないが、2016年はもしかすると第二次テレクラブームの到来となるかもしれない。